夫を亡くした牧子にとって唯一の楽しみは孫の成長を見守ることだったが、最近そんなおばあちゃんとしての感情に変化が生じてきた。孫は成長するほどに亡き夫の面影を感じさせるようになり、その姿を見るたびに牧子は自分の中で忘れかけていた女の感情が蘇ってくるのを感じていた
物心ついた頃からずっとエッチな妄想が止まらないんです」真木さゆりさん55歳。ご主人とのんびり暮らす専業主婦。はたから見れば幸せそのもの。だが女としてまだまだ現役。今まさに性欲の全盛期を迎えているさゆりさんに悠々自適の生活は早すぎた。月イチ程度の営みでは満たされるはずもなく、時間的余裕の増加も相まって妄想癖はエスカレートする一方